データ駆動イノベーション推進本部
データ駆動イノベーション推進本部の下で、本学の教育・研究・健康医療DXの司令塔としての役割を担います。
学内におけるDX実行を担う部門間、および学内各組織との調整・協調を効率的に進め、DXの展開が円滑に進むようにアレンジします。
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学内外の関連組織と連携し、未来社会でのDXのあるべき姿を研究し、社会課題解決のためのDX戦略のロードマップを提示することにより、DX研究開発に貢献します。集中的に研究するテーマについては、適宜、研究ユニットを設置します。
学習者の学習行動ログの解析をベースに、学生の理解度の把握や教授法の改善に資する情報の抽出・可視化に関する研究を進め、本学の教育水準の更なる向上に貢献します。
最新ICT(特に Virtual Reality や Human Computer Interaction、5G 等通信技術)を活用して、分野の特性に応じた臨場感の高い次世代型デジタル教材と、それに適する教育手法(オンライン授業や遠隔学習を含む)の開発を進め、学生の主体的な学びを支援します。また、これらの優れた教材や教育手法の共有・公開を進め、社会の知の拡大に貢献します。
研究データの保存・共有・公開のためのインフラを整備するとともに、研究データ管理に係る人的支援(データ管理計画作成支援、研究データ管理に関する助言、研究データ公開の支援、研究データ管理に関する学生へのリテラシー教育など)を行うとともに、統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の履修証明プログラム「研究データ管理(RDM)支援人材育成プログラム」の実施に協力しています。また、日本の状況に適した研究データ管理やその支援法を研究・開発します。
データ駆動型臨床研究基盤の整備と活用、次世代型健康医療データ管理コンプライアンス研究など、健康医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進します。
様々な分野でデータ科学を応用した研究の実施を目指す研究者を支援し、研究の加速を実現することを目指します。データ科学研究に関連するアルゴリズムは進歩が早く追随が困難です。アルゴリズムを支える計算機システムも頻繁に新製品が登場し、運用にはハードウェア・ソフトウェアの高度なノウハウが必要です。我々は講習会などを通じてアルゴリズムの知識と高性能計算機の利用法を研究者に提供し、データ科学手法の活用を支援します。
法人全体の業務フロー等の見直しを踏まえ、データの最大活用とクラウドシステムに合わせた業務プロセスの効率化・標準化を行う「業務DX推進プロジェクト」を推進します。
データ駆動イノベーション推進本部のミッションの遂⾏には、学内の関係部局との広範な協⼒・連携が必要不可欠であり、とても重要です。各部局の専⾨性・最先端の研究を利活⽤し、「Society5.0の実現に向けた基盤強化」「データマネジメントとデータガバナンスの整備」「データ駆動型の教育・研究・医療の展開」を推進します。