2026年3月26日13時より、福岡市教育委員会と九州大学DX推進本部による合同シンポジウム「デジタル社会における教育環境を共創する:福岡市 × 九州大学による教育データとICTが導く次世代教育」を開催(ハイブリッド)致します。ご興味・ご関心のあります方はぜひご参加ください。
参加申込URL(要申込)
https://forms.office.com/r/wfQVNpdHgk
(申込完了後にZoom URLが表示されますので、当該ページを印刷されるなどしてください)
詳細は下記をご参照ください。
初等中等教育から高等教育まで、デジタル教材の活用やオンライン学習環境の整備が進む中、学校現場では学習ログが日常的に蓄積されるようになり、授業改善や学習支援の在り方に大きな変化が生まれています。さらに近年は、生成AIをはじめとする多様なAI技術が急速に普及し、学習者の思考を支援するツール、教材作成の補助、フィードバックの高度化など、新しい教育実践の可能性が広がっています。
こうした環境変化の中で、学習ログやAIツールから得られるデータをいかに教育改善に活かすか、そのためにどのような目的設定を行い、どのような学習・指導支援ソリューションをデザインするのかが問われています。データの活用方針、技術導入の目的、理論に基づくデザイン、そして学校現場との協働が一体となって初めて、データ駆動型の教育・学習環境が成立します。今こそ、技術の可能性と教育の本質を往還しながら、次世代の学びを構築するための議論が求められています。
福岡市は九州大学と生徒の学習ログや仮想現実を(VR)活用する共同研究を進めており、デジタル教材配信システムを通じて蓄積される行動データや学習履歴を、授業改善や個別最適な学びの支援に結びつける実践やVRを活用したスキル習得支援を広げています。本シンポジウムでは、学習ダッシュボードによる学びの可視化、探究学習におけるICT支援、VRを用いた体験的学習など、デジタル技術を活用した多様な実践例を報告します。基調講演では、ICTを活かした授業改善や教員養成に長年、研究をされています大阪教育大学 寺嶋浩介教授をお招きします。
さらに、パネル講演では、共同研究で行っている研究プロジェクトについて、九州大学、福岡西陵高校、福岡女子高校それぞれから講演があります。ディスカッションでは、AI・VR・教育データなど先端技術の活用研究、教育的効果、学校現場における実装上の工夫や課題、継続可能な運用体制の構築などについて、多様な立場の専門家が議論を深めます。「学びの共創」というテーマのもと、市と大学が連携して進める取り組みを共有し、参加者の皆さまとともに、子どもたち一人ひとりの「わかる」を支える未来の教育を構想する機会としたいと考えています。
◆内 容◆
司会:山田 政寛(九州大学データ駆動イノベーション推進本部 教授)
13:00 開会挨拶
九州大学理事・副学長/データ駆動イノベーション推進本部副本部長 内田 誠一(遠隔)
13:05 基調講演
教育データとICTが支える「寄り添う教育」
—教師と生徒が共に創る新しい学びのかたち—
大阪教育大学 総合教育系 教授 寺嶋 浩介
13:45 パネリスト講演
1. 福岡市における教育データ利活用の取り組み
福岡市教育委員会 指導部 教育ICT推進課 教育データ活用等担当主査 永田 裕二
2. 福岡市立福岡西陵高等学校・福岡女子高等学校におけるデジタル教材の教育データ活用
崇城大学 情報学部 准教授 耿 学旺
3. 探究学習での教育データ活用〜キャリア自己調整を育成するカードゲームを活用した探究学習を事例に〜
福岡市立福岡西陵高等学校 教諭 尾﨑 康平
4. 学習の「体験」を設計するVR
― 教科理解とスキル育成をつなぐ実践事例 ―(福岡女子高校)
福岡市立福岡女子高等学校 主幹教諭 寺地 大輔
九州大学 大学院システム情報科学研究院 准教授 福嶋 政期
15:00 休憩
15:10 パネルディスカッション
指定討論者:山田 政寛
パネリスト
寺嶋 浩介、永田 裕二、耿 学旺、寺地 大輔、福嶋 政期、尾﨑 康平
15:55 閉会挨拶
福岡市教育委員会 指導部 高校教育等担当部長 永田 朗
◆参加費◆
無料
◆問い合わせ◆
九州大学データ駆動イノベーション推進本部 教授
山田政寛
yamada.masanori.761[atmark]m.kyushu-u.ac.jp
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