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2025年度 九州大学業務DX推進プロジェクトの活動を開始しました

九州大学データ駆動イノベーション推進本部業務DX推進部門(情報システム部、総務部総務課で構成)は、複雑化・肥大化した業務プロセスの標準化・シンプル化を実現するため、業務DX推進プロジェクトを推進している。

同プロジェクトは、デジタル技術を活用した業務プロセスの見直しによる業務効率化はもとより、教員の研究時間確保、学生サービスの向上に貢献することを目的に、学内公募による実践型プロジェクトとして2023年度にスタート。2024年度は事務局及び部局事務部との協働プロジェクトへと位置づけを変え、より組織的な枠組みのもとで活動を継続。2025年度はユニット細分化によるテーマの明確化と、メンター制度の強化として役割や関与を拡大し、各部署より34名のメンバー(以下、「DX推進オフィサー」という。)が参画した。

2025年度プロジェクト活動の開始にあたり、業務DX推進部門主催による初回ミーティングを5月21日に開催した。ミーティングでは、2023年度からオフィサーとして参画している菅野情報企画課専門職員より実体験を踏まえたオフィサーへの期待と気持ちの持ち方などの講演に加え、メンターの役割などについて松尾情報企画課長より説明があった後、プロジェクト活動で必要となるDXリテラシー力向上研修を行った。

昨年度のテーマであった「オンライン申請」「情報伝達の改善」「業務の自動化」「バックオフィスデータ連携」から細分化された「会議改善」「オンライン化」「全学お知らせポータル導入」「窓口業務改善」「業務フロー自動化」「バックオフィスデータ連携」に加え、新たに「企画広報」をテーマとする7つのユニットにおいて、DX推進オフィサーを中心とした活動を実施する。
また、業務DX推進部門においては、主要な基幹業務を対象とした業務プロセスの見直しや、事務職員のデジタルリテラシーの底上げを図るDX人材育成に取り組み、データや情報技術を駆使した業務プロセス変革による教育・研究の質の向上と、教職員の働き方の改善に貢献することとしている。

菅野情報企画課専門職員によるオリエンテーション講演の様子
ファシリテーション研修の様子
業務DX推進部門構成員及び業務DX推進オフィサーによる決意表明