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2024年度業務DX推進プロジェクト最終報告会を開催しました

九州大学データ駆動イノベーション推進本部 業務DX推進部門(※)は、外部クラウドサービス等の活用による、業務プロセスの標準化・シンプル化とデータドリブンな大学経営の実現を目指し、令和5年度から業務DX推進プロジェクトを展開しています。
(※)情報システム部、総務部総務課で構成

令和6年12月24日、副本部長の内田理事(CIO)をはじめとする関係者が列席し、活動報告会が開催されました。報告会の様子はライブ配信され、対面で48名、遠隔で214名が参加する盛況なイベントとなりました。
本プロジェクトでは、基幹業務等のシステム導入や更新の機会にあわせて業務プロセスの見直しを行うと同時に、事務職員全体のDXリテラシー向上にも取り組んでいます。また、教員からの改善要望が最も多かった「オンライン申請」「情報伝達の効率化」「業務の自動化」「バックオフィスデータの連携」をテーマに掲げ、DX推進オフィサー40名で5つのユニットを形成し改善活動に取り組んだ結果、年間で約13,000時間の業務時間削減を実現しました。次年度以降の計画では更に約7,000時間以上の削減を見込んでいます。

講評では、各理事や監事からプロジェクトの進捗が高く評価されるとともに、業務効率化とサステナビリティの両立、生成AIを活用したリスク管理教育の重要性などが議論されました。

令和6年度に事務局及び部局事務部の協働プロジェクトへと体制を見直した本プロジェクトは、今後も大学全体を巻き込みながら業務DXをさらに加速していく予定です。

内田理事、古田理事(事務局長)、業務DX推進部門・業務DX推進プロジェクトのメンバー
各ユニットからの成果報告と質疑の様子