2月22日13時より伊都キャンパス稲盛財団記念館稲盛ホールにて、データ駆動イノベーション推進本部デジタル社会創造研究部門シンポジウム「人間中心のデジタル社会をデザインする」を開催致します。
ハイブリッド開催となりますので、対面参加が難しい方もご参加頂けます。
情報通信技術の発展に加え、データ駆動型によるサービスが数多く登場し、私たちの日常生活、行動様式に変化が出てきています。しかし、その変化は私たち人間が想定したものではない、意図したものではない変化も起こりうる状況でもあり、まさに我々人間が考えるデジタル社会というものを創造し、デザインすることが求められます。
本シンポジウムでは、アートディレクター、デザイナーで京都芸術大学 教授 早川克美氏を基調講演にお招きし、氏のこれまでのご活動から、デジタル社会におけるデザインの意義についてご講演下さります。
またパネルディスカッションでは、法学・憲法学、デジタル映像デザイン、産業・組織心理学、Web情報学の立場から、本学からのパネリストが参加し、デジタル社会に検討すべきデザインについて議論をします。
参加申し込みフォームは下記となります。
https://forms.office.com/r/kG6ZfRvQ8W
多くの方のご参加、お待ちしております。
シンポジウム詳細は下記となります。
—–
データ駆動イノベーション推進本部 デジタル社会創造研究部門シンポジウム
「人間中心のデジタル社会をデザインする」
私たちの生活環境の中に様々なところでデータが収集・活用され、収集されたデータを分析することにより、私たちの生活は快適にかつ負担が少ないように変化してきています。さらに、近年では生成系AIも活用されることにより、いろいろな質問への答えが手軽に入手できるようになり、データの利活用による便利さの向上は留まるところを知りません。
しかしながら、さまざまなデータの利活用はもとより、複数のデータの連携により見えないものが可視化され、プライバシーの侵害など人間が意図せぬ形でのデータ利活用が行われる社会が構築される危険もはらんでいます。これら意図せぬデータ利活用などが行われる社会を回避するためには、あらかじめ人間が目指すべきデジタル社会の姿をデザインし、そのデザインに従ってデータの利活用を含めたデジタル社会を構築していくべきであると私たちは考えます。
本シンポジウムでは目指すべきデジタル社会のデザインを考えるために、空間などをデザインされてきた京都芸術大学教授 早川克美氏を基調講演者としてお迎えし、当氏の長年にわたるデザイナーとしての実践から見えてきた人間が快適になるデザイン、そのデザインを実現にするために必要な観点などご講演を頂戴します。その後、法学・憲法学、デジタル映像デザイン学、産業・組織心理学、Web情報学の観点など多様な観点から目指すべきデジタル社会に対して議論します。
日時:2024年2月22日(木)13時00分〜16時00分
会場:伊都キャンパス 稲盛財団記念館稲盛ホール(ハイブリッド開催)
後援:IEEE福岡支部(申請中)、一般社団法人情報処理学会 九州支部(申請中)、一般社団法人 教育システム情報学会(申請中)
司会:山田政寛(九州大学 データ駆動イノベーション推進本部 教授)
13:00-13:05 開会挨拶 谷口倫一郎 (九州大学理事・副学長,
データ駆動イノベーション推進本部 副本部長)
13:05-13:45 基調講演 早川克美(京都芸術大学 教授)
「デジタル社会におけるデザインの価値〜サインデザインの事例から」
13:45-14:00 報告:九州大学が目指すデータ駆動型デジタル社会創造研究(仮)
大石裕介(九州大学 データ駆動イノベーション推進本部 教授/ディレクター)
14:00-14:10 休憩 10分
14:10-15:45 パネルディスカッション
各立場から 各12分
法学・憲法学の立場から:梶原健佑(九州大学基幹教育院 准教授)
デジタル映像デザイン学の立場から:松隈浩之(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
産業・組織心理学の立場から:池田浩(九州大学大学院人間環境学研究院 准教授)
Web情報学の立場から:牛尼剛聡(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
ディスカッション
モデレーター:大石裕介
パネリスト:早川克美、梶原健佑、松隈浩之、池田浩、牛尼剛聡
15:45-15:55 質疑応答
15:55-16:00 閉会挨拶
【お申し込み】
下記URLよりお申し込み下さい
https://forms.office.com/r/kG6ZfRvQ8W
【お問い合わせ先】
データ駆動イノベーション推進本部・デジタル社会創造研究部門・教授
山田政寛 yamada.masanori.761@m.kyushu-u.ac.jp